●八卦鏡の使い方●

八卦鏡は鬼門封じや化サツの代表的アイテムです。

八卦鏡は、鬼門を封じたり、建物や立地の地理的状況が及ぼす悪影響を解消したりする、化サツ用の代表的アイテムです。中央には鏡が配置され、すぐ外側には八卦が、さらにその外側には九星が描かれています。

八卦は、サツ気を解消するのに最も代表的なもので、卦爻(けこう)といわれる陽爻(長い棒)と陰爻(短い2本の棒)から成り、その組み合わせで8個の卦が出来ます。どの方向から来たサツ気も、八卦が吸収、解消してくれます。



 

八卦鏡には、凸面鏡、凹面鏡、平面鏡の3種類があり、それぞれの性質や目的によって使い分けます。

 

(1)、凸面鏡(反射、拡散)

凸面鏡は、光を拡散させるという性質から、邪の気を広範囲に散らして化サツするものです。以下のサツに対して有効です。

・反弓サツ:道路のカーブに家の納気口(窓、入口など)が有るサツ。
・オワン型衛星アンテナの先端にあたるサツ。
・石のサツ:納気口より見苦しい石がいくつも見えるサツ。
・穿心サツ:歩道橋、ネオン、地下鉄の出口などが家の入り口、窓、など納気口に向かい合っているサツ。(このようなサツは心臓に悪影響を及ぼすといわれます)
・槍サツ:T字路、Y字路
・白虎開口サツ:エレベーターの口が、家の入り口に向かい合っているサツ。

 

(2)、凹面鏡(収斂、集める)

凹面鏡は、光を集めるという性質から、サツ気を中心に集めて収束させ、もみ消してしまう作用があります。従って、サツ気を家の中に集めないため基本的に家の外にかけます。(屋外の吉祥物、生気を呼び込むときは除きます)。また、土地や建物の形態によって運気が漏れ出てしまう恐れがある場合に、その運気を回収するために使います。また、周りの環境が良い場合には、良い気を沢山取り込むためにも使えます。

・破財サツ:下り階段が、家の入り口に続いているサツ。 →入り口のハリに八卦鏡をかけることで、お金を出ないようにします。
・頂心サツ:家の入り口や窓の前に樹、煙突、尖った形の建物があるサツ。(このようなサツは頭痛や心臓病になるといわれています) →家の入り口、窓に八卦鏡をかけます。
・協会の十字架が人に投射される場合。
・強い太陽光線のサツ。・屋外の吉祥物、生気を呼び込む→平面鏡の使い方を参照

 

(3)、平面鏡

平面鏡は、良い気を集めて、陰の気を反射する効果があります。墓地、葬儀場、病院、宮司のいない神社などには霊気が漂っていますが、こうした場所の近くに住居があると、陰と陽のバランスが崩れて凶運を招いてしまいます。入り口に吊るしておくことで、これらの凶運や邪を防ぐことができます。

・稜角サツ:家、仕事場で机や壁の角が人に向かっているサツ(トラブル多し)→座っているところに八卦鏡をかけます。
・建物の上部サツ:貯水槽、冷暖房など醜いもの→窓際にかけます。
・屋外の吉祥物、生気を呼び込む:自分の卦命や吉方、外の吉祥物に向けて平面鏡をかけます。もしも、入り口・窓がその方向に無ければ、もう一つの平面鏡で方向を変えます。しかし、呼び込むには凹面鏡がもっとも適しています。

 

(4)、貴節鏡・羅経鏡

それらの他に、貴節鏡、羅経鏡というものがあります。使い方は、凸面鏡・凹面鏡と同じ。つまりそれらの変わりに使うことが出来ます。干支やその他の記号が書いてあるので、少し複雑なサツに対しても有効です。
墓地、葬儀場がある場合でも使えます。(近すぎるときは、八卦鏡の代わりに、吊り羅盤や乾坤宝照図を使います)

 

使い方

それぞれのサツ気に対して、窓や入り口などにかけます。
なお、八卦鏡はなるべく家の外に取り付けることをお勧めします。

家の外では嫌な場合は、
 1)窓ガラス越しに外に八卦鏡を向けます。
 2)八卦鏡に飾りをして、目立たなくします。(飾りで八卦鏡が見えなくても大丈夫ですが、その際、八卦鏡の八卦は飾りで隠れてもかまいませんが、鏡面は少し露出させてください)
 3)八卦鏡には鏡のかわりに「太極図」を中心に描いたものがあります。それを室内に取り付けます。

 


八卦鏡のサイズに関して

注意点

向かいの家とサツを反射し合っていけません。
ベッドの枕側にかけてはいけません。
八卦鏡とくに凸面鏡はよく反射するので、人を傷つけてはいけません。
墓地、病院、葬儀場に向けてはいけません。

 


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