白檀(びゃくだん)の三角香です
巷では、おが屑に香料をまぜた白檀香が多くみられますが、
この白檀三角香は、本物の白檀の樹から作られたお香です。
何年も前ですが、香料をまぜた白檀香も扱っておりました。
店頭で焚いていると、外をあるいている人が、「良い香りと」言ってお店を振り返ってくれました。
中国へ渡り、お香の工場へも行ってみたこともあります。
安価ですが、独特の香料を使っているため、好きな人と、あまり好きでない人がいるようです。
当初は、私もたいへん気に入っていましたが、香りが強いのと、残香と言うのでしょうか、
焚いた後があまり良い香りではありませんでした。
おそらく、おがくずの燃えカスのにおいではないかと思います。
徐々にすこししか焚かないようになり、終にはやめてしまいました。
本物の白檀香は、焚いた後も良い香りが部屋に残ります。
そこはやはり、おがくずを使っているのか、本物の白檀木を使っているかの違いです。
香りのもとは、揮発性の油に溶け込んでいる「香り」です。
香を焚くことで、油と一緒に香の成分が、空気中に揮発して、人々の鼻腔にはいり、「香り」として感じます。
オガクズに香料を混ぜたものですと、どうしても、オガクズ自身の「におい」も一緒に揮発して、
香料の成分がなくなると、おがくずの「におい」が残留するため、ヤニくさくなったりするのでしょう。
◎白檀香は水晶の浄化にも使われるほか、
白檀香は沈香(ジンコウ)同様、漢方薬の処方にも使われることがあり、
沈静作用、ストレス緩和、リラックスさせる作用と言われておりますので、
副交感神経を活性化させる作用があるものと推察されます。
(鎮静、利尿、抗炎症、抗菌、消毒、収れん、皮膚軟化、鎮咳)
(燃焼時間 約20分)
(約直径1.5cmx高さ3cm、約1.7g、白檀製)
ご注意:三角香の上部は、いくらか削れています。見方によっては欠けています。
三角香は家庭内で手作業で作られること、及び運送上の問題で、回避できません。
ご注文されるお客様は、その点ご了承願います。